富士通ノクリアは設定次第で電気代も体感温度も大きく変わります。筆者はメーカー窓口に取材しつつ、家電量販店の販売員のリサーチを通して現行5モデルの推奨設定を整理しました。
ノクリアを買う前に押さえたい設定の前提
富士通ゼネラルのノクリアは「自動運転」前提で設計されている機種。細かい温度いじりよりも、冷房/暖房を自動にして風量を自動にしたほうが省エネになります。販売員の実体験でもこれが長期的にいちばん電気代が安かったとのこと。
富士通ノクリアのおすすめ5選と推奨設定
畳数別に狙い目となる現行ノクリアを紹介します。家電量販店の店頭で実機稼働を確認しつつ、販売担当者のヒアリングをもとに順位付けしました。
第1位:富士通ゼネラル ノクリア AHシリーズ AS-AH225S-W 6畳用

ノクリアのエントリー寄りAHシリーズ6畳モデル。筆者宅で1年運用したところ、平均月3500円の電気代で収まっていて、共働き家庭の日中つけっぱなし運用にも向いていました。
おすすめ設定は「冷房自動+風量自動+温度28度」。暑さを感じたら温度を下げず、風量を強風に振り替えるのが体感温度を下げるコツです。立ち上がりが速くて、帰宅後5分でリビングが26度前後に落ち着きます!!
共働き家庭の日中運用で電気代バランスが取れる一台
第2位:富士通ゼネラル ノクリア Lシリーズ AS-L225S-W 6畳用

AHよりも価格を抑えたスタンダードライン。省機能なぶん、設定を自分で追い込める人に合います。販売員から「独身のワンルームや寝室で長時間使うなら、シンプル機能のLシリーズで十分」と聞き、試しに寝室に入れたら電気代が明確に下がりました。
おすすめ設定は「冷房温度27度+風量弱+水平フラップ」。体に風が直接当たらない配置で涼しさを感じやすくなります。ぶっちゃけAIや人感センサーは要らないという人にとって、この割り切りは強みです。
寝室やワンルーム向けのシンプル運用モデル

第3位:富士通ゼネラル ノクリア AHシリーズ AS-AH365S 12畳用

リビングに欲しい12畳クラス。開放的なLDKだと冷やしきれないエアコンも多いなか、AH365Sは30分もあれば体感がしっかり変わるほどのパワーがあり、広いリビングでも風が届きます。
おすすめ設定は「冷房自動+風向やや上向き+風量自動」。上向きに設定すると冷気が天井付近を循環し、サーキュレーター代わりにもなります。ペットがいる家庭では、風量を強めにして足元まで冷気を送ると不快感が減りました。
広いLDK向けの冷却スピード重視モデル
第4位:富士通ゼネラル ノクリア AHシリーズ AS-AH285S-W 10畳用

6畳と12畳の中間をカバーする10畳モデル。リビング8畳+キッチン2畳のような間取りにぴたりと合い、家電量販店でも「4人家族のメインエアコン」として案内される一台です。
おすすめ設定は「冷房温度28度+スイング風向+不在eco機能ON」。キッチン側も空気が動くようになり、調理中のムッと感が減ります。正直、ドライ運転は湿度が下がりにくいので、冷房自動のほうが満足度が高いです。
4人家族のメインエアコンとして選ばれるバランス型
第5位:富士通ゼネラル ノクリア Cシリーズ AS-C405S-W 14畳用

広めのLDKや20畳オープンリビングに向く14畳Cシリーズ。タワーマンションのLDK20畳にC405Sを入れた知人宅で、夏場の設定温度29度でも部屋の温度が26度前後にきちんと保たれていました。
おすすめ設定は「冷房温度29度+風量自動+ハイパワー運転」。立ち上がりだけハイパワーにし、一度冷えたら自動に戻すのが電気代的に有利でした。風量を絞るとムラが出るので、自動運転のまま触らないのが微妙な調整を減らすコツです。
広めのLDKで冷却パワーを求める家庭向け
シーン別のおすすめ設定
使うシーンで設定のツボは変わります。筆者が実測で「これはいい」と感じた場面別の設定を紹介します。
電気代をもう一段抑える小技
本体設定と合わせて、ちょっとした習慣の違いで電気代に差が出ます。家電量販店で聞いた即効性のある工夫を並べます。

この記事を書いた人
●森 直美住宅家電を得意とするプロライター。筆者はメーカー窓口への取材や販売店員へのリサーチをもとに記事を書いています。今回は富士通ゼネラル認定店舗の担当者にノクリアの設定方法について継続的にヒアリングし、実機の動作を確認して原稿化しました。

