3Dプリンターを買ったはいいけど、フィラメント選びで手が止まっていませんか?

今回は実際に人気のあるPLAフィラメントを5つピックアップして、それぞれの特徴や使い勝手を紹介します!
PLAフィラメントで迷ったらここを見る
PLAは3Dプリンター用フィラメントの中で一番ポピュラーな素材です。 植物由来の樹脂で、印刷時のニオイが少なく、反りも出にくいので初めての素材に向いています。
ただ、メーカーによって印刷のしやすさや仕上がりに差があります。
フィラメント選びで見るべきところ
寸法精度(±0.02mmが理想):精度が悪いとノズル詰まりや印刷ムラの原因になります。
色のバリエーション:作りたいものによっては色選びが重要。 メーカーによってカラー展開が全然違います。
スプール(巻き枠)の品質:安いフィラメントだとスプールが歪んでいて、送り出しのときに引っかかることがあります。

PLAフィラメントおすすめランキング5選
第1位:ELEGOO PLAフィラメント 1.75mm 1KG

3Dプリンター本体でも有名なELEGOOのPLAフィラメントです。 箱を開けた瞬間、スプールの巻きがきれいで「あ、これはちゃんとしてるな」と感じました。
実際に印刷してみると、糸引きが少なくて造形がきれいに出ます。 温度は200〜210℃くらいで安定して使えました。 カラーバリエーションも豊富で、マットな質感の色もあるのが嬉しいです。
気になる点としては、湿気に弱い傾向があるので、開封後はドライボックスに入れておかないと数週間でパチパチと音がし始めます。
安定した精度で初心者にも使いやすい定番PLA
第2位:eSUN ePLA PLAフィラメント 1.75mm 1KG

eSUNは3Dプリンター界隈では老舗メーカーで、フィラメントの品質が安定していることで知られています。
このePLAは通常のPLAより靭性が高く、印刷物が割れにくいのが特徴です。 スマホスタンドを印刷して毎日使っていますが、2ヶ月経っても全くヒビが入りません。

デメリットは、カラーによって品質にバラつきがあること。 特に白系は糸引きが出やすい印象で、温度調整にちょっとコツが要ります。
靭性が高く割れにくい、老舗メーカーのePLA
第3位:Bambu Lab マットPLA フィラメント 1.75mm 1kg

Bambu Labのプリンターを使っているなら、もうこれ一択で十分すぎるぞ!!
純正フィラメントなので、AMS(自動マテリアルシステム)との相性が抜群です。 RFIDチップ内蔵で、フィラメントをセットするだけで温度やフロー設定が自動で適用されます。
マットな仕上がりが本当にきれいで、積層痕が目立ちにくいです。 フィギュアや置物を印刷するときに重宝しています。
AMS対応の純正マットPLA、仕上がりがきれい
第4位:SUNLU シルクPLAフィラメント 1.75mm 1kg

シルクPLAは通常のPLAと違って、印刷物に光沢感のある独特の質感が出ます。 フィギュアやアクセサリーを作るときに映えるのがこのタイプです。
SUNLUのシルクPLAは発色がよくて、ゴールドやシルバーを印刷すると「え、これ3Dプリンターで作ったの?」と驚かれるレベルです。

注意したいのは、シルクPLAは通常のPLAより少し印刷が難しいこと。 温度を215〜225℃と高めに設定しないと層間の密着が弱くなります。 3Dプリンターに少し慣れてから挑戦するのがベターです。
光沢のあるシルク仕上げで作品が映える
第5位:3DHoJor ハイスピードPLAフィラメント 1.75mm 1kg

高速印刷対応のPLAフィラメントです。 Bambu LabやCrealityのK1シリーズなど、高速プリンターを持っている人向けの製品です。
通常のPLAだと高速で印刷すると層間の密着が甘くなりがちですが、このフィラメントは300mm/sでもきれいに仕上がります。 試しにベンチマークのBenchyを10分で出力してみましたが、仕上がりは悪くなかったです。

デメリットは、低速プリンターだとあまり意味がないこと。 高速印刷に対応したプリンターを持っていない場合は、通常のPLAを買ったほうがお得です。
高速プリンター向けのスピード対応PLA
5種類のPLAフィラメントを比較してみた
| 製品名 | タイプ | 価格帯 | 初心者の使いやすさ(5段階) | 仕上がりの美しさ(5段階) |
|---|---|---|---|---|
| ELEGOO PLA | スタンダード | 約2,000円/kg | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| eSUN ePLA | 高靭性 | 約1,800円/kg | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| Bambu Lab マットPLA | マット仕上げ | 約3,000円/kg | ★★★★★ | ★★★★★ |
| SUNLU シルクPLA | シルク光沢 | 約2,200円/kg | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| 3DHoJor ハイスピードPLA | 高速印刷対応 | 約1,600円/kg | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |

PLAフィラメントを長持ちさせるコツ
PLAフィラメントは湿気を吸いやすい素材です。 湿気を吸ったフィラメントは印刷中にパチパチと音がして、表面がザラザラになります。
保管のポイント
開封後はドライボックスかジップロックにシリカゲルと一緒に入れて保管するのが基本です。 もし湿気を吸ってしまったら、フィラメント乾燥機で50℃前後で4〜6時間乾燥させれば復活します。
印刷温度の目安
通常PLA:195〜215℃、シルクPLA:215〜225℃、ハイスピードPLA:210〜230℃。 まずはメーカー推奨温度の中間値から始めて、仕上がりを見ながら微調整するのがコツです。
PLAと一緒に持っておくと便利なもの
ドライボックス:開封済みフィラメントの保管用。 100均の密閉容器+シリカゲルでも代用できます。
ノズルクリーニングニードル:ノズルが詰まったときの応急処置に。 0.4mmのものを1本持っておくと安心です。

●ミウラユキタカガジェットや3Dプリンター関連の記事を中心に執筆しているライターです。 今回はフィラメントメーカーへのリサーチと、3Dプリンターユーザーコミュニティでの評判をもとに記事をまとめました。 筆者自身もFDM方式のプリンターを2台運用しており、月に3〜4kgのフィラメントを消費しています。


