スポーツバッグを探し始めると、ダッフルやボストン、バックパックと呼び名が多くて迷いますよね。形が違うと、運べる荷物の量も、持ったときの楽さも変わります。スポーツバッグの種類の違いと、用途に合う決め方を順番に紹介します。
スポーツバッグの種類は6つ 形と持ち方で分かれる
スポーツバッグの種類は、ダッフル、ボストン、リュック、ショルダー、トート、巾着の6つに分けると分かりやすいです。同じ名前でも、メーカーによって呼び方が少し違うことがあります。買うときは呼び名だけでなく、形と持ち方を見てください。
ダッフルタイプは口が大きく開く筒型のスポーツバッグ
筒の形をしていて、上のファスナーが大きく開きます。着替えやタオル、シューズをまとめて入れやすい形です。やわらかい生地のモデルは、使わないときに畳んで小さくできます。
中の仕切りは少ないものが多く、細かい物は底に沈みがちです。小物はポーチに入れてから入れると探しやすくなります。
ボストンタイプは底が四角くて自立しやすい
底が長方形で横に長く、床に置いても形が崩れにくいタイプです。中にポケットが付いたものが多く、衣類をきれいに入れられます。遠征や合宿のほか、旅行にも使えます。
リュックタイプは両手が空いて肩が楽
重さが両肩に分かれるので、長く歩く日でも疲れにくいタイプです。自転車に乗る人にも向いています。一方で縦に長いので、底に入れた荷物は出しにくくなります。
ショルダータイプは軽くて体の前で開けられる
片方の肩にかけるタイプで、荷物の少ない日に向いています。ベルトの長さを変えられるものなら、体の前にずらして中身を出せます。重い荷物を入れると片方の肩だけに重さがかかるので、長く歩く日は避けたほうがいいです。
トートタイプは口が広くて出し入れが早い
口が大きく開くので、ジムのロッカーの前でさっと出し入れできます。ウェアとタオルだけの日なら、このタイプで十分です。ファスナーのないモデルは中身が見えやすいので、貴重品は別のポーチに入れましょう。
巾着タイプは運動靴やウェアだけを運ぶ日に
ひもを引いて閉じるだけの、とても軽いタイプです。近所のジムやランニングの着替えを運ぶなら困りません。ポケットや底の補強はほとんどないので、重い荷物には向いていません。
6つの中で、部活や合宿でよく選ばれるのがダッフルタイプです。迷ったら、まず入れる物の量が多いかどうかで考えてみてください。
アンダーアーマー UAアンディナイアブル5.0 ダッフルバッグ M
約58L入るダッフルタイプのスポーツバッグ
スポーツバッグとボストンバッグの違いは用途の呼び名
スポーツバッグは運動に使うバッグ全体を指す呼び名で、ボストンやダッフルはその中の形の名前です。そのため、スポーツバッグでボストンの形をしたものもたくさんあります。ここが分かると、商品名で迷いにくくなります。
ボストンとダッフルの違いは、形と中の整理のしやすさです。次の表で比べてみてください。
| 項目 | ダッフル | ボストン |
|---|---|---|
| 形 | 筒型でやわらかい | 横長で自立しやすい |
| 中の整理 | 仕切りが少なくまとめて入れる | ポケットが多く分けて入れる |
| 容量の例 | 30Lから100L超まで | 20Lから60Lくらい |
| 向く場面 | 部活や合宿やキャンプ | 遠征や旅行や出張 |
汚れた物や大きな道具を運ぶならダッフルが楽です。衣類をきれいに入れて移動したいならボストンを選びましょう。
スポーツバッグの種類は移動のしかたで決めるのがおすすめ
種類で迷ったら、荷物の量より先に、家から練習場所までの移動のしかたを考えるのがおすすめです。同じ荷物でも、徒歩や自転車と車では楽なバッグが変わるからです。
自転車と徒歩ならリュックタイプのスポーツバッグ
自転車では、片手がふさがるバッグや体の横で揺れるバッグは危ないです。両手が空いて体に固定できるリュックタイプにしましょう。歩く時間が長い通学や通勤でも、肩が楽です。
電車ならショルダーかトートで小さめに
混んだ電車では、大きなバッグは周りの人に当たります。荷物が少ない日はショルダーかトートにすると、足元に置きやすいです。大きなリュックは、乗ったら前に抱えるか手に持つと安心です。
車ならダッフルやボストンの大きなスポーツバッグ
車で移動するなら、持って歩く距離は短くなります。大きなダッフルやボストンでも困りません。トランクに入れるときは、底が汚れにくい素材だと車内も汚しにくいです。
飛行機は機内持ち込みの大きさを先に確かめる
遠征で飛行機に乗るなら、機内に持ち込める大きさかどうかを確かめましょう。国内線の大きな機体では、3辺の合計115cm以内がよく見る目安です。ただ、航空会社や機体で決まりが違うので、乗る便の案内を見てください。
通学や部活で荷物が多い人は、箱の形をしたリュックタイプが便利です。ファスナーが大きく開くと、下の荷物も出しやすくなります。
箱の形で荷物を入れやすい40Lのリュックタイプ
スポーツバッグの容量はジムなら20〜30Lが目安
ジムや普段の練習なら20〜30L、1泊の合宿なら40〜50L、長い遠征なら60L以上が目安です。入れる物の量を考えずに大きなバッグを買うと、荷物が少ない日に中身が動いてしまいます。
| 使う場面 | 容量の目安 | 合う種類 |
|---|---|---|
| ジムやランニング | 20L前後まで | トートやショルダーや巾着 |
| 毎日の部活や練習 | 20〜30L | リュックやダッフル |
| 1泊の合宿や試合 | 40〜50L | ダッフルやボストン |
| 長い遠征やキャンプ | 60L以上 | 大きなダッフル |
大きなスポーツバッグは、荷物を詰めると重くなります。持ち運びが心配なら、一度家にある荷物を詰めて持ち上げてから決めると安心です。
容量の表示はメーカーによって計り方が少し違います。リットルだけでなく、縦と横と幅の長さも見てください。
素材で変わるスポーツバッグの汚れにくさと重さ
素材は5種類を知っていれば困りません。毎日使うならナイロンかポリエステル、泥や水に強さがほしいならターポリンやエナメルが向いています。
- ナイロンは軽くて丈夫です。ただし紫外線で色があせやすいので、干すときは日陰にします
- ポリエステルは軽くて色あせしにくく、スポーツバッグでよく使われています
- エナメルは表面がつるつるで汚れを拭き取りやすいです。その代わり傷は目立ちます
- ターポリンは水を通しにくく、雨の日やプールに向いています。生地が厚いぶん重くなります
- キャンバスは丈夫ですが、厚手のものは重く、濡れると乾きにくいです
撥水加工と防水は別のものです。撥水は水をはじくだけなので、長い雨や水たまりでは中まで濡れることがあります。
靴と濡れた物を分けられるスポーツバッグを選ぶと帰りが楽
スポーツバッグの種類を比べるときに見落としやすいのが、帰りの荷物です。行きはきれいでも、帰りは濡れたウェアと汚れた靴が増えるので、分けて入れられる場所があるものがおすすめです。
確認したいスポーツバッグの収納は3か所
- シューズ用のポケットがあるか。外から入れられると、ほかの荷物に土が付きません
- 濡れた物を入れる部屋があるか。無ければ防水の袋を1枚入れておきましょう
- スマホや財布を入れる小さなポケットが外側にあるか
シューズ用のポケットがないバッグでも、靴袋を使えば大丈夫です。濡れたウェアは帰ったらすぐに出して、バッグの中も乾かしましょう。入れっぱなしにすると、においの原因になります。
ファスナーと肩ひもも見ておきたい
重い荷物を入れるなら、ファスナーの丈夫さは大事です。口コミで壊れやすいという声が多くないか見ておくと安心です。肩ひもが細いと、重いときに肩に食い込みます。クッション付きの肩パッドがあるかも見てください。
通勤や通学と運動を1つのバッグで済ませたい人には、持ち方を変えられる2WAYタイプが便利です。背負う日と手に持つ日を分けられます。
リュックとトートに変えられる21Lのスポーツバッグ
スポーツバッグの種類は3ステップで決めるとスムーズ
ここまでの話を、買う前の順番にしました。移動のしかた、荷物の量、帰りの荷物の順に決めると、種類が1つか2つにしぼれます。
- 移動のしかたを決めます。自転車や徒歩はリュック、電車はショルダーかトート、車はダッフルかボストンです
- いちばん荷物が多い日の量を確かめます。普段の練習は20〜30L、合宿は40〜50Lが目安です
- 靴と濡れた物をどこに入れるかを決めます。専用のポケットがなければ、袋を用意します
お店で試すなら、荷物を入れた状態を想像して肩にかけてみてください。今使っているバッグの荷物を一度全部出して量を見ておくと、スポーツバッグ選びがぐっと楽になります。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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