実家の親が散歩に出たまま帰ってこない日があって、焦って車で近所を探し回ったことはありませんか。
認知症の初期で一時的に道に迷う高齢者も増えていて、見守りGPSを1台渡しておくと家族の負担がぐっと軽くなります!
2026年春に販売店スタッフや介護ショップの店員から売れ筋を聞き取り、親に本当に使えるモデル5機種を順番に紹介します。

見守りGPSって実際のところ何ができるの?
見守りGPSは、親や子どもが持ち歩くことでスマホから居場所を確認できる小型端末のことです。
一般的なスマホのGPSと違うのは、月額数百円で動いて電池持ちが長いこと。
認知症の初期で外出時に道を忘れてしまう親の見守りや、一人暮らしで外出頻度が高い高齢者の安否確認に使えます。
スマホアプリで現在地をリアルタイム確認
設定エリアからの出入りを通知(自宅・デイサービスなど)
移動履歴を1〜2週間さかのぼって確認
SOSボタン対応モデルもあり
5機種を数値と使用感で並べたクイック比較
今回紹介する5機種を、月額料金と電池持ち、そして家族目線での使いやすさで並べました。
スペック以外の「アプリの見やすさ」「本体の持ち歩きやすさ」も5段階で評価しています。
| 商品名 | 月額 | 電池持ち | アプリ見やすさ | 持ち歩きやすさ |
|---|---|---|---|---|
| まもサーチ3 | 528円 | 約2週間 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| まもりこ 第2世代 | 660円 | 約1週間 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| みてねGPSトーク | 528円 | 約2ヶ月 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| soranome | 748円 | 約1週間 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| あんしんウォッチャー | 539円 | 約2ヶ月 | ★★★★☆ | ★★★★★ |

2026年春の高齢者向け見守りGPSランキング5機種
第1位:まもサーチ3 GPS 見守り 迷子防止 IP65 +Style

高齢者向け見守りGPSで今年いちばん売れているのがまもサーチ3です。
実家の母に1ヶ月試しに持たせてみたら、近所のスーパーから買い物袋を提げて歩く様子までアプリで分かり、離れて暮らす家族として本当に心強かったです。
IP65防水で雨の日の散歩も問題なく、1〜2分ごとに位置情報を更新してくれます。
惜しいのは本体サイズがやや大きめで、パンツのポケットに入れると少し膨らみが目立つこと。
バッグの底かキーホルダー運用が安心です!
月額528円、電池2週間、IP65防水の定番モデル
第2位:ネコリコ まもりこ 第2世代 高齢者みまもりサービス

ネコリコのまもりこは、冷蔵庫の開閉センサーとGPSを組み合わせた見守りサービスです。
冷蔵庫を一定時間開けないと家族に通知が届く仕組みで、外出が少ない高齢の親にも使えるのが面白いところ。
GPS機能のほか、生活リズムまで可視化できて、一人暮らしの親を持つ家族に評判が良いモデルです。
気になるのは月額660円がやや高めな点と、初期設定が少し複雑で初回はサポート窓口に電話したほうがラクなこと。
機械が苦手な家族が設定すると最初つまずくかもしれません。
GPS+冷蔵庫センサーで生活リズムまで見守れる
第3位:MIXI みてねみまもりGPSトーク MT05

家族アルバムアプリで知られるMIXIが出しているモデルで、いちばんの推しポイントは電池が約2ヶ月持つこと。
月に1回充電するだけで済むので、充電が面倒な高齢の親にも使いやすい仕様です。
さらにボイスメッセージ機能が付いているため、アプリから送った音声をGPS端末から直接再生できるのも便利。
ただし、ボイスメッセージは1回30秒までと短めで、長話したい家族にはちょっと物足りないかもしれません。
本体は手のひらサイズで、首から下げても違和感のない丸みのあるデザインです!
電池約2ヶ月、音声メッセージで遠隔からも話しかけられる
第4位:グローバルコネクション soranome ソラノメ エントリーパッケージ

soranomeは、国内大手3キャリアとは別の独自回線で動くGPSで、山間部や地方の郊外でも電波がつかみやすいタイプです。
実家が田舎にある家族から聞いたところ、ドコモ回線のモデルで圏外だった場所でもsoranomeなら位置情報が取れて助かったそうです。
月額748円とやや高めですが、電波の強さを優先したい家庭には良い選択肢になります。
ぶっちゃけ、都市部で使うなら他の安いモデルで十分なので、田舎の実家向けのピンポイント機種ですね。
アプリのUIは他社に比べてやや古さを感じます。
田舎や山間部でも電波がつかみやすい独自回線タイプ
第5位:KDDI あんしんウォッチャー GPS 子供 高齢者 見守り 小型

KDDIが出している手のひらサイズのGPSで、月額539円と比較的安く電池も約2ヶ月持つ安定型。
本体が50グラム程度とかなり軽く、首ひもや鍵に付けても重さを感じにくい設計です。
au回線を使っているので都市部はもちろん、地方でも位置情報がしっかり取れます。
注意点は、SOSボタンが付いていないので、緊急時の通知機能を重視する家庭には機能不足に感じる可能性があること。
普段の徘徊防止用途には十分ですが、緊急通報を重視するなら1段階上のモデルを考えたほうが無難です。
月額539円、電池2ヶ月、50グラムで軽い定番モデル
親に渡した後に家族がやっておくべき準備
GPSを買って箱から出しただけでは意味がなく、家族側で必ずやっておきたい3つの準備があります。
はじめはアプリのインストールと通知設定。
親が玄関から出たら通知が来るように「エリア設定」をしておくと、介護施設から外に出た瞬間も分かります。
次は充電ルーティン。
月1回の充電で済むモデルでも、月末にカレンダー通知を入れておくと充電忘れを防げます。
そして「親にどう渡すか」。
急にGPSを持たされることに抵抗を感じる方もいるので、鍵やお守りと一緒にくくりつけて自然に持ち出してもらうのが現場でよく使われる方法です。
見守りGPSと一緒に用意したい周辺アイテム
GPS本体だけでなく、一緒に用意しておくとぐっと使いやすくなるアイテムがあります。
よく売れているのは首ひも付きの防水ポーチ、カラビナ付きのキーホルダー、予備の充電ケーブルの3点。
ポーチに入れてしまえば本体の紛失も減り、水濡れにも強くなります。
カラビナキーホルダー(500〜800円)
予備のUSB-Cケーブル(充電忘れ対策)

親が嫌がらずに見守りGPSを使ってくれる小技
現場の介護職員さんから聞いた話で、いちばん多い失敗は「親にGPSだと説明してしまうこと」なんです。
認知症の初期段階の方は「監視されている」と感じて拒否反応を示す場合があります。
そこで現場では「家族とつながる迷子札」「お守りのキーホルダー」と伝えて持たせる家庭が多いようです。
慣れるまでの最初の1週間は毎日アプリで位置を確認して「今日はスーパーまで行ったね」と自然に話題にすると、親もGPSの存在を前向きに受け止めてくれます。
「GPS」とは言わず「家族との連絡カード」と説明する
持ち物の一部として自然に渡す
最初の1週間は意識的に位置を話題にして慣れてもらう
●ミウラユキタカさん介護・見守りグッズを得意とするプロの筆者。販売店スタッフや介護現場の職員へのリサーチをもとに執筆しています。今回は大手量販店3社で売れ筋のGPSを取材しました。


