光造形フィルムのおすすめ4選!【2026年4月】

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光造形の印刷品質が急に落ちたと感じたら、FEPフィルムの劣化を疑ってみてください。 筆者も最初は原因がわからず悩みましたが、フィルムを替えたら一発で直りました。 おすすめの4枚を紹介します!

FEPフィルムって何のために使うのか

FEPフィルムは光造形3Dプリンターのレジンバット(液溜め)の底に張られている透明なフィルムです。 プリンターのLCDパネルから照射されるUV光がこのフィルムを通ってレジンを硬化させます。

フィルムが傷ついたり曇ったりすると、光の透過率が下がって造形が失敗しやすくなります。 定期的な交換が必要な消耗品です。

交換のタイミング
フィルムに傷やシワが目立ってきたとき、造形物がビルドプレートに定着しなくなったとき、フィルムが白っぽく曇ってきたとき。 目安として30〜50回の印刷で交換する人が多いです。
えいじ
えいじ

「FEP」と「nFEP」の2種類があって、nFEPのほうが剥離性が高くて印刷の成功率が上がります。 値段は少し高いですが、失敗が減ることを考えるとnFEPのほうがお得です。

 

FEPフィルム4種類を比べてみた

商品名 枚数 厚み 張り替え作業のしやすさ 印刷50回後の劣化具合
SK本舗 n-FEP 2枚 0.15mm ★★★★★(枠ごと交換で簡単) ★★★★★(ほぼ変化なし)
ANYCUBIC 一体型 5枚 標準 ★★★★★(一体型で簡単) ★★★★☆
UniTak3D FEP 5枚 0.15mm ★★★☆☆(カットが必要な場合あり) ★★★☆☆
ELEGOO リリースライナー 5枚 標準 ★★★★☆ ★★★★☆
みか
みか

「張り替え作業のしやすさ」と「印刷50回後の劣化具合」は、フィルムの使い勝手を左右する大事な項目です。 スペック表だけではわからない部分なので、ここを重視して選んでみてください。

 

光造形フィルムおすすめ4選

第1位:SK本舗 n-FEPフィルム 厚み0.15mm 2枚入り 光造形3Dプリンター用 220mm×310mm

SK本舗 n-FEPフィルム

国産ブランドのSK本舗が販売するnFEPフィルムです。 通常のFEPに比べて剥離性が高く、造形物がフィルムに貼り付きにくいので印刷の成功率が上がります。

筆者はこれに替えてから、サポート材が細い造形物の失敗がガクッと減りました。 2枚入りで枚数は少ないですが、1枚あたりの耐久性が高いので結果的にコスパは悪くないです。

第2位:ANYCUBIC Photon Mono 2/4/4 Ultra用 一体型リリースフィルム FEPフィルム 5枚入り

ANYCUBIC 一体型FEPフィルム

ANYCUBICのPhoton Monoシリーズ専用の一体型フィルムです。 枠にあらかじめ張られた状態で届くので、自分でテンションを調整する必要がなく、パチッとはめるだけで交換できます。

5枚入りなのでストックとして安心です。 ただし他社のプリンターには使えないので、購入前に自分のプリンターの対応を確認してください。

えいじ
えいじ

一体型は本当にラクです。 自分でフィルムを張るのって慣れるまでシワが入ったりして大変なので、純正の一体型があるならそれを買うのが楽です。

第3位:UniTak3D FEPフィルム 光造形専用膜 140x200mm 0.15mm厚 5枚入り

UniTak3D FEPフィルム

5枚入りで価格が安いので、練習用やストック用として買いやすいフィルムです。 汎用サイズなので多くのプリンターに合わせてカットして使えます。

正直、SK本舗のnFEPと比べると剥離性はやや劣ります。 でもこの価格で5枚入りなら、頻繁に交換する前提で使い倒す人には向いています。 カットする際はカッターではなくハサミのほうがきれいに切れました。

第4位:ELEGOO FEPリリースライナーフィルム Mars 4/5/5 Ultra用 206×146mm 5枚セット

ELEGOO FEPリリースライナーフィルム

ELEGOOのMarsシリーズ専用フィルムです。 純正品なのでサイズがぴったり合うのはもちろん、ELEGOOの推奨設定でそのまま使えるのが安心です。

5枚入りでまとめ買いできるので、交換用にストックしておくと急なフィルム破損にも対応できます。 Marsシリーズ以外のプリンターには合わないので、購入前にシリーズ名を確認してください。

みか
みか

純正フィルムは安心感がありますが、サードパーティ製のnFEPのほうが性能は良いこともあります。 迷ったらまず純正を使ってみて、物足りなくなったらnFEPに移行するのがいいですよ。

 

FEPフィルムの張り替えをスムーズにするコツ

フィルムの張り替えは慣れるまで緊張しますが、コツを押さえれば簡単です。

テンションを均一に張る:フィルムにシワが入ると印刷品質が落ちます。 対角線上にネジを少しずつ締めていくと均一にテンションがかかります。
指紋をつけない:フィルム表面に指紋がつくとUV光の透過が悪くなります。 手袋をして作業してください。
張り替え後はレベリングし直す:フィルムのテンションが変わるとビルドプレートとの距離が微妙にズレるので、毎回レベリングをやり直すのが安全です。
えいじ
えいじ

ぶっちゃけ、最初の張り替えは2回やり直しました。 でも3回目からはコツが掴めて5分で終わるようになったので、怖がらずにやってみてください!! 慣れたら逆に楽しくなります。

この記事を書いた人
ミウラユキタカさん●ミウラユキタカ
3Dプリンター関連の消耗品や周辺機器を中心にレビュー記事を手がけるライターです。 今回はフィルムメーカー2社と光造形ユーザーへのリサーチをもとに取材して記事を執筆しました。
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