トレッキングポールは、登山や長い下りで体重を分散して、ひざと腰の負担を減らす2本の杖です。有名メーカーの製品は1組2万円を超えますが、初めての1組なら2,000〜7,000円のアルミ製で足ります。比較記事3本に載っていた安いモデル12商品を確かめ、在庫があり、楽天やYahoo!でも同じ価格帯で買える7商品を、アルミとカーボンの違いから順に書きます。
この記事で紹介する安いトレッキングポール7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | DABADA アルミ 2本セット | ![]() |
SG承認のアルミ2本で約3,980円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | LAMPTOP 折りたたみ 2本セット | ![]() |
折りたたみ式で約2,943円 | Amazon楽天 |
| 3位 | キャプテンスタッグ 3段 2本組 | ![]() |
レバーロックで手袋でも調整 | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | DABADA カーボン 2本セット | ![]() |
1本175gのカーボンで約6,380円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | HAWK GEAR 2本セット | ![]() |
アンチショック付きで約3,490円 | Amazon楽天 |
| 6位 | キャプテンスタッグ Tグリップ 1本 | ![]() |
1本約2,220円。ハイキングの杖に | Amazon楽天Yahoo! |
| 7位 | バンドック トレッキングポール3 2本組 | ![]() |
国内ブランドの黒2本組 | Amazon |
トレッキングポールとは。用語を先に定義する
選ぶ前に、商品ページに出てくる言葉を定義しておきます。トレッキングポールは登山用の杖で、2本を左右の手に持ち、体重の一部を腕に逃がしてひざの負担を減らす道具です。1本で使う杖型は「ステッキ」と呼び分けることがあります。価格は2026年9月17日時点のAmazonの表示です。
| 用語 | 意味 | 安いモデルでの目安 |
|---|---|---|
| I型グリップ | まっすぐな握り。2本で使う登山向け | 2本セットはほぼI型 |
| T型グリップ | 上が横に張り出した握り。1本で体重を預ける杖型 | ハイキングや平地向け |
| アンチショック | 先端にばねが入り、突いたときの衝撃を吸収する | 下りが多い人向け。無い方が軽い |
| スクリューロック | 回して締める長さ固定。構造が簡単で安い | 3,000円台に多い |
| レバーロック | レバーで挟む固定。手袋のまま調整できる | 4,000円台から |
| 伸縮式・折りたたみ式 | 伸縮式は段を引き出す。折りたたみ式は節ごとに畳む | 折りたたみは収納が短い |
| SGマーク | 製品安全協会の安全基準に合格した印 | 安いモデルでは付いている物を選ぶ |
アルミとカーボンどちらがいい?安いモデルの選び方
初めての1組はアルミ。曲がっても折れにくい
シャフトの素材はアルミとカーボンの2つです。アルミは1本220〜250gで、強い力がかかると曲がりますが折れにくく、2本で3,000〜4,500円です。カーボンは1本170〜180gと軽い代わりに、横からの力で割れることがあり、安いモデルでも6,000円台です。初めての1組は、扱いに慣れるまでアルミが向きます。
ロックはレバー式が扱いやすい。スクリュー式は締め忘れに注意
長さを固定するロックは、回して締めるスクリュー式と、レバーで挟むレバー式があります。スクリュー式は安く軽い反面、締めが甘いと下りで縮むことがあります。レバー式は手袋のまま調整でき、固定の力も強いので、寒い時期の登山や初めての人に向きます。
長さは身長×0.63、下りでは5cm長く
使うときの長さは、グリップを握ってひじが90度になる長さで、身長の0.63倍が目安です。身長165cmなら約105cm、170cmなら約107cmです。上りでは5cm短く、下りでは5cm長くすると、腕の力を使いやすくなります。安いモデルは調整の幅が95〜125cmのものが多いので、身長180cm以上の人は上限を確かめます。
おすすめの安いトレッキングポール7選
1位 DABADA アルミ 2本セット。SG承認で約3,980円

安いトレッキングポールの定番として、比較記事3本すべてに載っていた2本セットです。SGマークの承認を受けたアルミ製で、1本約220g、収納時は56.5cmまで縮み、アンチショック機能と先ゴム・バスケットのキット、収納袋が付いて2本で約3,980円です。ロックはスクリュー式で、締める向きを覚えれば迷いません。
低山の日帰りで3年使っています。下りでアンチショックのばねがひざの衝撃を受けてくれて、翌日の太ももの張りが減りました。1本が曲がったときも折れずに済み、曲がったままでも下山まで使えました。
スクリュー式なので、下る前に締め直す習慣が要ります。カーボンより1本50g重く、長い縦走では腕に来ます。
SG承認のアルミ2本、アンチショック付き。約3,980円
2位 LAMPTOP 折りたたみ 2本セット。約2,943円

7商品で一番安い2本セットで、折りたたみ式です。航空機にも使われるA7075アルミで、3つの節に畳んで収納でき、使うときは95〜110cmに調整します。1本約250gで、2本で約2,943円です。ザックの横に付けても飛び出さない短さが、電車で山へ行く人に向きます。
口コミでは、この価格で折りたたみ式は他に無い、広げるのが数秒で済む、という声が多く見られました。反面、調整の幅が95〜110cmと狭く、身長175cm以上の人は上限に当たります。
折りたたみ式は中に通ったワイヤーで固定するので、伸縮式より強度は劣ります。体重を強く預ける下りの多い山より、ハイキングや低山向きです。
折りたたみ式で収納が短い。2本で約2,943円
3位 キャプテンスタッグ 3段 2本組。レバーロック

安いモデルでレバー式のロックを選ぶなら、キャプテンスタッグのこの2本組です。3段の伸縮をレバーで固定するクイックロック式で、手袋のまま長さを変えられ、95〜125cmまで調整できます。グリップは手首の角度に合わせて曲がったベントグリップで、2本で約4,442円です。
冬の低山でこれを使っています。手袋を外さずに下りで5cm伸ばせるのが、スクリュー式との一番の違いでした。レバーは工具無しで締め具合を変えられ、ゆるんできたらねじを1/4回転締めるだけです。
アンチショックは付いていません。ばねの無いぶん突いた感触がはっきりして、地面の状態が手に伝わります。
レバーロックで手袋のまま調整。2本で約4,442円
4位 DABADA カーボン 2本セット。1本175g

安い価格帯でカーボンを選ぶなら、1位と同じDABADAのカーボン版です。1本約175gと1位より45g軽く、収納61cm、使用時125cmまで伸び、アンチショック付きで2本で約6,380円です。有名メーカーのカーボンが2万円前後なので、3分の1の価格でカーボンの軽さを試せます。
日帰りで10km以上歩く日にこれを持ちます。往復で腕の疲れがアルミと明らかに違い、ザックに付けたときの重さも気になりません。黄色は登山道で目立ち、休憩で置き忘れにくいです。
カーボンは横からの力に弱く、岩の間に挟んでこじると割れます。転んだときに体重をかけると折れることもあるので、扱いに慣れてからの2組目に向きます。
1本175gのカーボン。アンチショック付き。約6,380円
5位 HAWK GEAR 2本セット。約3,490円

1位と同じアルミのアンチショック付きで、色で選びたい人向けの2本セットです。スクリュー式の伸縮で、先ゴムとバスケットが付き、2本で約3,490円と1位より500円ほど安く済みます。メタルグリーンの色が、黒ばかりの安いモデルの中で見分けやすいです。
口コミでは、初めての登山で使って下りが楽だった、値段のわりに作りがしっかりしている、という評価が中心でした。SGマークの記載は無いので、安全基準の裏付けを取るなら1位を選びます。
Yahoo!ショッピングには同じ商品の出品が無く、Amazonか楽天で買います。
アルミのアンチショック2本。約3,490円
6位 キャプテンスタッグ Tグリップ 1本。約2,220円

2本で歩く登山ではなく、1本の杖として使いたい人向けのT型グリップです。上が横に張り出したT型の握りに手のひらを載せて体重を預けられ、4段スライドで縮めると小さくなります。1本約220gで、価格は約2,220円です。ハイキングや平地の散歩、ひざが痛い人の下りの補助に向きます。
口コミでは、親へのプレゼントに買った、旅行のかばんに入る、という声が多く見られました。1本なので左右で体重を分散する登山用の使い方には向かず、2本そろえるなら1位か3位です。
1本で使うT型の杖。4段で小さくなる。約2,220円
7位 バンドック トレッキングポール3 2本組。約4,480円

キャンプ用品の国内ブランド、バンドックの2本組です。3段伸縮のアルミ製で黒一色、2本で約4,480円です。比較記事では、国内ブランドで安い2本組として名前が挙がっていました。
口コミでは、シンプルで壊れる部分が少ない、キャンプの散策に使っている、という声が中心でした。楽天とYahoo!ショッピングには同じ商品の出品が無く、Amazonで買います。
同じ価格なら3位のレバーロックのほうが調整は楽です。バンドックの色や見た目でそろえたい人向けです。
国内ブランドの黒2本組。約4,480円
買ってからの使い方。長さ・ストラップ・先ゴム
届いたら、平らな床で長さを身長×0.63に合わせ、ロックを締めます。ストラップは下から手を通して握ると、手首で体重を支えられて握力が要りません。舗装路や木道では先ゴムを付け、土の登山道では外して金属の先を使います。下りに入る前に、5cm伸ばしてロックを締め直します。
使った後は、伸縮の段を全部抜いて泥と水を拭き、乾かしてから縮めます。濡れたまま縮めるとアルミの内側がさびて、次に伸びなくなります。
初めてはアルミの1位、軽さを取るならカーボンの4位
安いトレッキングポールは、初めての1組ならSG承認でアンチショック付きの約3,980円のDABADA アルミ、収納の短さを取るなら約2,943円のLAMPTOP 折りたたみ、手袋のまま調整したいなら約4,442円のキャプテンスタッグ 3段、軽さを取るなら約6,380円のDABADA カーボンが合います。アルミは曲がっても折れにくく、カーボンは軽いが割れることがある。この違いを知って、最初はアルミ、慣れたらカーボンの順で選べば、安いモデルでも困りません。
買ったら、床で身長×0.63の長さに合わせて、ストラップを下から通して握ってみてください。それだけで、次の山の下りでひざの感じ方が変わります。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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