作業着の泥、部活のユニフォーム、介護の衣類。分けて洗いたい家には、槽が2つある洗濯機がいまだに強いです。容量順に8台を並べました。
この記事で紹介する二層式洗濯機8選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 日立 青空 PS-65AS2-W | ![]() |
6.5kgでつけおき対応 | Amazon楽天 |
| 2位 | アクア AQW-N501-W | ![]() |
風呂水給水口つきの5kg | Amazon楽天 |
| 3位 | ハイアール JW-W55G(W) | ![]() |
つまみが大きく回しやすい | Amazon楽天 |
| 4位 | アクア AQW-N401 | ![]() |
4kgで置き場所を選ばない | Amazon楽天 |
| 5位 | ハイアール JW-W80F(W) | ![]() |
8kgで毛布も回せる | Amazon楽天 |
| 6位 | 日立 青空 PS-55AS2-W | ![]() |
5.5kgの定番モデル | Amazon楽天 |
| 7位 | マクスゼン JW60KS01 | ![]() |
6kgで価格が手頃 | Amazon楽天 |
| 8位 | シンプラス SP-NWM01 | ![]() |
最小構成で価格重視 | Amazon楽天 |
槽が2つに分かれていると、洗濯のどこが変わるのか
全自動は1つの槽で洗いから脱水までを回します。二層式は洗う場所と脱水する場所が別なので、洗っている間にもう片方で前の分を脱水できます。
この同時進行が効くのは、汚れの質が違うものを分けて洗う家です。作業着と普段着、部活のユニフォームと制服、介護の衣類とタオル。全自動でこれをやると洗濯機を3回まわすことになり、待ち時間だけで午前中が終わります。
分け洗いが多い家ほど、二層式のほうが結果的に早く終わります。
- 洗い時間を自分で決められるので、泥汚れは長め、下着は短めにできる
- 脱水槽が専用なので、絞りが強く乾きが早い
- 構造が簡単なぶん壊れにくく、本体価格も抑えめ
- 洗濯水を次の回に使い回せるため水道代が下がる
引き換えに、洗い終わった衣類を自分の手で脱水槽へ移す作業が発生します。ここを面倒と感じる人には向きません。動作音も全自動より大きめで、集合住宅の夜間は気を使う場面が出てきます。

8台の容量と本体サイズ、水の使い回しやすさを並べた表
メーカーの仕様書と販売店へのリサーチ、購入者の声を突き合わせました。数字にならない部分として、蓋の開け閉めのしやすさと風呂水の引きやすさも入れています。
| 商品名 | 洗濯容量 | メーカー | つけおき機能 | 風呂水の引きやすさ | 蓋まわりの使いやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| 日立 PS-65AS2-W | 6.5kg | 日立 | あり | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| アクア AQW-N501-W | 5.0kg | アクア | なし | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| ハイアール JW-W55G(W) | 5.5kg | ハイアール | なし | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| アクア AQW-N401 | 4.0kg | アクア | なし | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| ハイアール JW-W80F(W) | 8.0kg | ハイアール | なし | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| 日立 PS-55AS2-W | 5.5kg | 日立 | あり | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| マクスゼン JW60KS01 | 6.0kg | マクスゼン | なし | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| シンプラス SP-NWM01 | 3.6kg | シンプラス | なし | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
表を縦に見ると、つけおき機能があるのは日立の2台だけです。泥汚れを浸けてから洗いたいなら、この差は毎日効いてきます。
風呂の残り湯を使う家なら、専用給水口のあるアクアが手数を減らしてくれます。
容量で選ぶ二層式洗濯機のおすすめ8選
順位は容量あたりの使い勝手と、実売価格に対する満足度で並べました。手元で回した経験があるものは正直な感想を、それ以外はメーカーの仕様書と販売店へのリサーチ、購入者の口コミから拾っています。
第1位:日立 2槽式洗濯機 青空 PS-65AS2-W

青空という名前で長く売られてきた日立の看板機です。以前この6.5kgを使っていて、つけおきタイマーが本当に手放せませんでした。20分浸けてから自動で洗いに入るので、泥のついた作業着を放り込んでその場を離れられます。
つけおきから本洗いまで自動でつながるのは、この価格帯だと日立の2台だけです。
洗濯時の消費電力420W、脱水時140W。標準使用水量43Lで、運転音は洗濯54dB、脱水48dB。脱水槽はステンレスで、パルセーターには抗菌処理が入っています。
口コミでは「水量調節ができるので節水になった」という声と、「日立が6kg以上の生産を絞っているので選択肢が少ない」という声が並んでいました。買える今のうちに、という空気があります。
つけおきタイマーで泥汚れを放置できる
第2位:アクア 二槽式洗濯機 AQW-N501-W

風呂の残り湯を使う家にはこれが刺さります。専用の給水口があり、ポンプのホースを差し込んで固定できるので、洗っている途中でホースが暴れて床が水浸しという事故が起きません。
洗濯容量5.0kgで、抗菌処理をしたビッグパルセーターが強い水流を作ります。脱水槽はステンレス。運転音は洗濯45dB、脱水52dBです。
残り湯を毎日使う家なら、この給水口だけで買う理由になります。
購入者からは「作業服を洗うために二槽式を使い続けている」という声が複数ありました。用途がはっきりしている人ほど満足度が高い機種です。
風呂水給水口つきで、残り湯が使いやすい
第3位:ハイアール 二槽式洗濯機 JW-W55G(W)

つまみが大きく、切り替えの手応えがはっきりしています。手が濡れていても滑らず回せるので、高齢の家族が使う家に向きます。
洗濯5.5kg、標準洗濯時間16分、脱水6分。使用水量は高43L、中36L、低30Lの3段階です。運転音は洗濯43から46dB、脱水47から51dB。
操作部が大きいだけで、毎日の負担はかなり変わります。
洗濯槽と脱水槽を同時に動かせるので、白物と色物を分けて回すと時間が半分近くまで縮みます。洗濯水も数回使い回せます。
大きなつまみで、誰でも迷わず回せる
第4位:アクア 二槽式洗濯機 AQW-N401

4.0kgという控えめな容量で、二層式としては小柄な部類です。一人暮らしや、日常着は全自動で洗って別洗い専用にこれを足すという使い方に収まります。
抗菌ビッグパルセーターと風呂水専用給水口は上位機と同じ考え方です。ウールなどを傷めずに洗うソフト洗いも入っています。運転音は洗濯45dB、脱水53dB。
別洗い専用の2台目としては、この4.0kgがちょうどいい落としどころです。
家族分の洗濯をこれ1台でというのはやや厳しく、シーツや毛布は入りません。役割を絞って迎えるのが正解です。
別洗い専用の2台目にちょうどいい4kg

第5位:ハイアール 二槽式洗濯機 JW-W80F(W)

8.0kgという、いまの二層式では最大級の容量です。毛布や大量のタオルを一度に回せるので、大家族や小さな店舗の洗い物にも耐えます。
スパイラルパルセーターがらせん状の水流を作り、衣類同士の摩擦を抑えながら汚れを落とします。標準洗濯時間16分、脱水6分は下位機と同じで、量が増えても時間は延びません。
8kgを16分で回せるという速さは、量が多い家だと圧倒的です。
大は小を兼ねる、とは限らないのがこの機種です。洗う量が少ない日でも水は相応に使うので、少人数の家では持て余します。
8kgを16分、量で困らない大容量
第6位:日立 2槽式洗濯機 青空 PS-55AS2-W

1位の6.5kg版を5.5kgに縮めた兄弟機です。つけおきタイマーも終了ブザーも抗菌パルセーターもそのまま入っていて、違いは容量と本体幅だけです。
洗濯時の標準使用水量は41Lで、6.5kg版より2L少なく済みます。家族2人から3人なら、こちらのほうが日々の水道代で有利です。
6.5kgが置けない家の受け皿として、この5.5kgが用意されています。
蓋の閉め方に少しクセがあり、横にずらして閉める構造が合わないという指摘も出ていました。店頭で一度触れると納得できます。
6.5kgが置けない家のための5.5kg
第7位:マクスゼン 二槽式洗濯機 JW60KS01

6.0kgでこの価格、という一点で選ばれている機種です。手元にあるので言いますが、作りは正直あっさりしています。つまみの感触も国内大手ほど滑らかではありません。
それでも6kgの二層式がこの値段で買えるのは、他にほとんど例がありません。
洗いと脱水を同時に動かせる基本はきちんと押さえてあり、日常の分け洗いで困る場面はありません。長く使うというより、必要な時期を乗り切る道具として考えると評価が上がります。
動作音は大きめで、深夜に回すのはやめたほうが無難です。ここは価格との引き換えだと思っています。
6kgの二層式を、この価格で手に入れる
第8位:シンプラス 二層式洗濯機 脱水付き SP-NWM01

3.6kgと小ぶりで、二層式の中では入門機の位置づけです。ワンルームや単身赴任先で、洗濯機を置く場所が限られている人に選ばれています。
洗いと脱水が別なので、下着と靴下を分けて洗うといった細かい使い方ができます。本体が軽いため、使わない期間は物置に移せるのも利点です。
置き場所が最優先なら、この小ささが他の7台にない価値になります。
価格帯としてはいちばん手を出しやすく、二層式がどんなものか試してみたい人の入口になります。
置き場所が狭い部屋のための小型二層式
置く前に測る場所と、洗い方のコツ
二層式は全自動より横幅を食います。届いてから入らないという話がいちばん多いので、注文前に3か所を測ってください。
洗い方はコツというほど難しくありません。文章より動画のほうが早いので、実機の動きを一度見ておくと当日が楽です。
慣れてくると、洗い槽で次の分を回しながら脱水槽を動かすという二重運転が自然にできるようになります。ここまで来ると全自動には戻れません。
洗濯水を2回目まで使い回すと、水道代が目に見えて下がります。
本体と一緒に頼んでおくと困らないもの
届いた日から動かすために、周辺の道具をそろえておくと止まりません。
まず風呂水ポンプ。アクアの2台以外は専用の固定口がないので、ホースが外れにくいタイプを選んでおくと床が濡れません。
次に給水ホースの延長パーツ。蛇口の位置が想定より遠い家は多く、ここで一度買い物が止まります。
洗濯ネットは全自動より多めに用意しておくと便利です。脱水槽へ移すときにネットごとつかめるので、手が濡れる回数が減ります。
8台を見比べて、私が選ぶならこの1台
つけおきタイマーの有無が、二層式の使い勝手をいちばん左右します。泥や油の汚れを扱う家なら、日立の青空PS-65AS2-Wが素直な選択になります。
残り湯を毎日使うならアクアのAQW-N501-W、量が多い家ならハイアールのJW-W80F(W)。置き場所が狭いならシンプラスのSP-NWM01と、条件で答えは変わります。
洗濯を機械に任せきりにするか、自分の手で組み立てるか。二層式洗濯機はその分かれ道に立っている家電です。
ミウラユキタカ生活家電を得意とする筆者。今回は家電量販店の販売担当者と設置業者にリサーチし、各社の仕様書を突き合わせて8台を並べました。数字より現場での使われ方を大事にしています。

