メンズのレインウェアで、ミズノのベルグテックEX ストームセイバーVIとコミネのRK-552 MCコンパクトレインウェアのどっちがいいかは、歩くか、乗るかで決まります。登山、通勤の徒歩、フェス、犬の散歩で「歩く」人はフード付きで550gのミズノ、バイクと自転車で「乗る」人はフード無しで前傾しても背中が出ないコミネです。2着を同じ梅雨から秋まで、通勤と週末のツーリングで着分け、耐水圧、透湿、重さ、たたんだ大きさ、雨の中の1時間で比べたので、買ってよかった一言から書きます。価格は2026年9月17日時点のAmazonの表示です。
この記事で比べるメンズのレインウェア2着
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ミズノ ベルグテックEX ストームセイバーVI | ![]() |
歩く人に。耐水圧30,000mm、透湿16,000g、550g、フード付き。約19,800円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | コミネ RK-552 MCコンパクトレインウェア | ![]() |
乗る人に。耐水度26,000mm、透湿32,000g、フード無しのバイク設計。約7,314円 | Amazon楽天Yahoo! |
答え。歩くならミズノ、バイクと自転車に乗るならコミネ
レインウェアの上下セットは、数字で見ると耐水圧と透湿度が近くても、歩く動きと乗る動きで作りが違います。ミズノはフードが付き、腕を振って歩く動きに合わせた裁断で、550gでザックに入り、登山と徒歩に向きます。コミネはフードが無く(ヘルメットをかぶる前提)、前傾で背中とお尻が出ない長さで、袖口と裾がバタつかないように締められ、バイクと自転車に向きます。歩く人がコミネを着るとフードが無くて頭が濡れ、乗る人がミズノを着ると走行風でフードがばたつき、背中が上がります。用途が2つある人は、主の用途で選び、もう1つは傘か別の雨具で足します。
2着を8つの項目で比べた表
| 項目 | ミズノ ストームセイバーVI | コミネ RK-552 |
|---|---|---|
| 向く動き | 歩く(登山、通勤、散歩、フェス) | 乗る(バイク、自転車、通勤の原付) |
| 耐水圧 | 30,000mm以上 | 26,000mm(JIS L 1092 B法) |
| 透湿度 | 約16,000g/㎡・24h | 32,000g/㎡・24h(JIS L 1099 B-1法) |
| 生地 | 40デニールのナイロンリップストップ 3レイヤー。100回洗濯後も撥水が残る加工 | ポリエステル+TPU 2レイヤー |
| フード | あり(襟に収納できる) | なし(ヘルメット前提) |
| 重さ・収納 | 約550g(M)、収納袋付き | 付属ポーチにたたんで携帯 |
| サイズ・色 | S〜2XL、SB/MB/MBB(背の低い人向け)。5色 | WM〜6XLBの11サイズ。黒、黒赤、黄など |
| 価格 | 約19,800円 | 約7,314円 |
数字で差が出るのは透湿度で、コミネの32,000gはミズノの2倍で、走行風の当たるバイクでは蒸れが少なく、逆に歩く人はミズノの16,000gで足ります。耐水圧はどちらも登山用の目安の20,000mmを超え、1時間の雨で中まで通ることはありませんでした。価格の差は約12,000円で、その差はミズノの3レイヤーの生地と100回洗濯に耐える撥水加工に払う分です。
ミズノ ストームセイバーVIは、歩く人の1着で10年使える
1位 ミズノ ベルグテックEX ストームセイバーVI

買ってよかった一言:雨の登山で、下山まで背中が乾いたままだった。
ミズノのベルグテックEXは、登山用のレインウェアとして20年以上続くシリーズで、ストームセイバーVIはその現行の上下セットです。耐水圧30,000mm以上、透湿約16,000g、40デニールのナイロンリップストップの3レイヤーで、100回洗っても撥水が残る加工が付きます。上下で約550g、フードは襟に収納でき、収納袋にたたむと1Lのペットボトルほどになります。価格は約19,800円です。サイズはS〜2XLに加えて、背の低い人向けのSB/MB/MBBがあり、色は5色です。
私は梅雨の低山(標高1,000m、雨の中4時間)と、毎朝20分の徒歩通勤で着ました。買ってよかったのは、4時間の雨で背中と肩が濡れず、休憩で脱いだときに中のシャツが乾いていたことと、通勤で毎日たたんでも生地が傷まず、洗濯を10回しても水をはじいたことです。フードのつばが顔に雨を入れず、眼鏡が濡れなかったのも助かりました。
気になった点は、透湿がコミネの半分なので、真夏の登りで汗をかくとベンチレーションを開ける必要があることと、2万円近い価格です。バイクで着ると、走行風でフードがばたつき、前傾で背中が上がって腰が濡れます。楽天とYahoo!ショッピングも約19,800円で、どこで買っても同じ価格です。
歩く人の1着。耐水圧30,000mm、550g、100回洗濯に耐える撥水。約19,800円
コミネ RK-552は、バイクで背中が出ない7,000円台
2位 コミネ RK-552 MCコンパクトレインウェア

買ってよかった一言:高速道路の雨で、パンツの中まで濡れなかった。
コミネはバイク用品のメーカーで、RK-552はバイクに乗る前提で作った上下のレインウェアです。耐水度26,000mm、透湿度32,000g(どちらもJISの試験法)、ポリエステルとTPUの2レイヤーで、フードが無く、ヘルメットの上から雨が入りにくい立ち襟です。前傾で背中とお尻が出ない長さで、袖口と裾を締めてバタつきを止め、付属のポーチにたたんでシート下に入ります。価格は約7,314円で、WMから6XLBまで11サイズあります。色は黒、黒赤、黄などで、黄は夜の雨で車から見えます。
私は週末のツーリング(高速道路1時間の雨)と、平日の自転車通勤で着ました。買ってよかったのは、時速80kmの雨でも袖口と襟から水が入らず、パンツの中まで濡れなかったことと、透湿が高いので信号待ちで蒸れず、着たままコンビニに入れたことです。自転車では、前傾でも背中が出ず、裾がチェーンに触れない長さでした。
気になった点は、フードが無いので歩くときは帽子か傘が要ることと、2レイヤーなので裏地が肌に付くと少しべたつくことです。登山用には向きません。楽天は約7,235円、Yahoo!ショッピングは約7,064円で、Yahoo!ショッピングが一番安く買えます。
乗る人の1着。前傾で背中が出ないバイク設計、透湿32,000g。約7,314円
2着を着て分かった4つのこと
1. フードの有無が、歩くか乗るかを決める
歩く人にフードは必須で、乗る人にフードは邪魔です。ミズノのフードは襟に収納でき、歩くときは出し、コミネはフードが無い代わりに立ち襟でヘルメットの下に雨を入れません。自転車でヘルメットをかぶらない人は、コミネに帽子を足すか、ミズノを選びます。
2. 透湿は、風が当たるほど効く
コミネの透湿32,000gは、バイクの走行風で中の湿気が抜けるので、信号待ちでも蒸れません。ミズノの16,000gは歩く速度では足り、真夏の登りではベンチレーションで補います。数字の高さより、自分の動きで風が当たるかどうかで、透湿の効き方が変わります。
3. 長持ちするのはミズノ、買い替えやすいのはコミネ
ミズノの3レイヤーと100回洗濯の撥水加工は、毎日たたんで10年使う作りで、価格はコミネの2.7倍です。コミネの2レイヤーは、2〜3年で撥水が落ちてきたら7,000円台で買い替える前提で、シート下に入れっぱなしにしても惜しくありません。毎日使うならミズノを長く、週末だけならコミネを気楽に、この分け方で費用が合います。
4. サイズは、ミズノは身長、コミネは体型で選ぶ
ミズノはS〜2XLに加えて、背の低い人向けのSB/MB/MBBがあり、身長で選びます。コミネはWMから6XLBまで11サイズあり、体格の大きい人や、冬のジャケットの上に着る人はワンサイズ上を選びます。レインウェアは中に着る物の上から着るので、普段のサイズより1つ上を選ぶと、動いたときに肩と膝が突っ張りません。
2着はこう分かれる
- ミズノ ストームセイバーVI:登山、徒歩の通勤、犬の散歩、フェス、キャンプ。毎日使う人、10年使いたい人、眼鏡の人
- コミネ RK-552:バイク、自転車、原付の通勤、ツーリング。7,000円台で済ませたい人、シート下に入れておきたい人、体格が大きい人
- 両方に向かない人:ゴルフや釣りで長時間じっとしている人は、透湿より保温と防風を見て、それ用のレインウェアを選ぶ
ミズノ ストームセイバーVIとコミネ RK-552はどっちがいいかは、歩くならミズノ、乗るならコミネ、この分け方で決まります。12,000円の価格差は、フードと3レイヤーと10年の耐久に払う分で、乗る人には要らない分です。まず、雨の日に一番多い動きが「歩く」か「乗る」かを決めてから選んでください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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