ゴルフシューズを人気ブランドで選ぶと、フットジョイとアディダスの2社で迷う人がほとんどです。答えを先に書くと、幅広の足で歩きやすさと軽さを取るならフットジョイの FJ フューエル ボア、傾斜や雨のラウンドでグリップとクッションを取るならアディダスのコードカオス 25 ボアです。どちらもスパイクレスでダイヤル式、防水で、価格は1万3,000〜1万5,000円と近いので、差は「足の幅」「ソールの硬さ」「ブランドの得意分野」に出ます。2足とも買ってラウンドで履き比べたので、ブランドごとの特徴と、どっちを選ぶかを使い方で分けます。価格は2026年9月17日時点のAmazonの表示です。
この記事で比べる人気ブランドのゴルフシューズ2足
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | フットジョイ FJ フューエル ボア | ![]() |
3Eの幅広で軽い。歩きやすさ重視。約15,017円 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | アディダス コードカオス 25 ボア | ![]() |
グリップ40%向上のソールとBOOST。約13,135円 | Amazon楽天 |
答え。幅広と軽さならフットジョイ、グリップならアディダス
2足は「スパイクレスのダイヤル式で防水」という土台は同じで、履いた感触がまったく違います。フットジョイの FJ フューエル ボアは、3E相当の幅広で、前の型より約10%軽くなった軽さと、硬めでしっかり踏める底が特徴です。アディダスのコードカオス 25 ボアは、BOOSTとLIGHTSTRIKEを重ねた柔らかい底と、前の型からグリップが40%上がったTWISTGRIPのソールが特徴で、幅は2E相当です。幅広で甲が高い、18ホール歩いても疲れたくない、という人はフットジョイ、傾斜や雨で滑りたくない、クッションで膝をいたわりたい、という人はアディダスが合います。
2つのブランドの違い。ツアーの定番と、スニーカー育ちの技術
| 項目 | フットジョイ | アディダス |
|---|---|---|
| ブランドの成り立ち | 1857年創業のゴルフシューズ専門。ツアーでの使用率が長く1位 | スポーツ用品の総合ブランド。ランニングシューズの技術をゴルフに持ち込む |
| 得意なこと | 日本人向けの幅(3E)の種類が多く、足に合う型を選びやすい | BOOSTなどのクッション素材と、ソールのグリップの設計 |
| 履き心地の傾向 | やや硬めで安定。長く歩いても疲れにくい | 柔らかく反発がある。スニーカーに近い |
| 幅の展開 | M(2E)とW(3E)の2種類が多い | 2E相当が中心。幅広は少なめ |
| 価格帯(スパイクレス) | 1万3,000〜2万5,000円 | 1万〜2万5,000円 |
フットジョイはゴルフシューズだけを160年以上作ってきたブランドで、足の幅に合わせて型を選べるのが一番の持ち味です。アディダスは陸上やランニングで育てたクッションとソールの技術をゴルフに持ち込んでいて、「歩く靴」というより「踏ん張る靴」の作りです。この違いが、そのまま2足の差になっています。
フットジョイ FJ フューエル ボア。幅広で軽い、歩くための1足
1位 フットジョイ FJ フューエル ボア 55395J 3E

フットジョイのスパイクレスで一番売れている「フューエル」の、ダイヤル式の2026年モデルです。防水の人工皮革で、幅は3E相当、前の型より約10%軽くなり、底にはTPUの芯(パワーハウスプラットフォーム)が入っていて、軽いのに踏ん張りが利きます。かかとのダイヤルを回すだけで締められ、価格は約15,017円です。色はホワイト/ブルーカモのほか、白や黒の無地もあります。
私は幅広で甲が高い足で、これまで2Eの靴では小指の付け根が痛くなっていましたが、この3Eは締めても痛みが出ませんでした。底は硬めで、18ホールを歩いても足裏が疲れず、練習場でもそのまま履いています。買ってよかったのは、カートに乗らない日でも最後まで足が持つことです。
気になった点は2つあります。底が硬めなので、ふわふわしたクッションを期待すると物足りません。もう1つは、スパイクレスなので雨で濡れた斜面ではソフトスパイクほど止まらず、傾斜の強いコースでは2位のアディダスのほうが安心でした。楽天とYahoo!ショッピングは約18,700〜22,000円で、Amazonが一番安く買えます。
3Eの幅広で軽く、硬めの底で18ホール歩ける。約15,017円
アディダス コードカオス 25 ボア。グリップとクッションの1足
2位 アディダス コードカオス 25 ボア NKZ93 2E

アディダスのスパイクレスの看板「コードカオス」の、ダイヤル式のモデルです。底はBOOSTとLIGHTSTRIKEを重ねた2層で、柔らかいクッションと反発があり、ソールは全面がTWISTGRIPになって前の型からグリップが40%上がっています。アッパーは伸びる「うどんニット」を薄いフィルムで覆った防水で、ダイヤル部分には止水ファスナーが付きます。重さは実測で約418g、幅は2E相当、価格は約13,135円で、2足のうち安いほうです。
私は傾斜の強い山岳コースでこれを履いていて、深いラフや下りの斜面で足が滑らず、スイングで踏ん張ったときに底が地面をつかむ感触があります。クッションは柔らかく、コンクリートの上を歩いてもスニーカーの感覚で、膝への負担が少なく感じました。買ってよかったのは、雨の日のラウンドで足元の不安が消えたことです。
気になった点は、幅が2E相当で、幅広の足だと甲の上から押さえられる感じが出ることです。私は普段のサイズより0.5cm大きくして合いました。ダイヤルは便利な反面、まれに壊れると本体が無事でも修理か買い替えになります。Yahoo!ショッピングには同じ色とサイズの出品が無く、Amazonか楽天で買います。
グリップ40%向上のソールとBOOSTのクッション。約13,135円
履き比べて分かった3つの違い
違い1 幅。3Eのフットジョイと2Eのアディダス
一番はっきり出る差は幅です。フットジョイは3E相当で、幅広で甲の高い日本人の足に合わせた型です。アディダスは2E相当で、細めの足にぴったり合う代わりに、幅広の足だとダイヤルを緩めても甲が当たります。店で試せないなら、普段のスニーカーで幅がきついと感じたことがあるかどうかで決めてください。あるならフットジョイです。
違い2 底。硬めで安定か、柔らかくて反発か
フットジョイの底は硬めで、地面の感触が足裏に伝わり、長く歩いても足の裏がだるくなりません。アディダスの底はBOOSTの柔らかさで、着地のたびに沈んで返ってくる感覚があり、スイングの踏み込みで反発が返ります。歩いてラウンドする人、練習場で長時間打つ人は硬めのフットジョイ、カートに乗って傾斜のあるコースを回る人、膝や腰をいたわりたい人は柔らかいアディダスが向きます。
違い3 グリップ。雨と斜面ではアディダスが一歩前
どちらもスパイクレスですが、アディダスのTWISTGRIPはソールの全面に細かい突起があり、濡れた芝や下りの斜面でフットジョイより止まりました。晴れた平らなコースなら差は出ませんが、雨の日と山岳コースではアディダスのほうが足元の不安が少なく、フットジョイはソフトスパイクの型(ハイパーフレックスなど)を選ぶほうが安心です。
人気ブランドのゴルフシューズを買うときに見る4つ
- 幅(ウィズ)を先に決める。2E、3E、4Eの表示を見る。普段のスニーカーで幅がきついなら3E以上
- スパイクレスかソフトスパイクか。スパイクレスは練習場や街でも履けて手入れが楽。雨と斜面が多いならソフトスパイク
- ダイヤル式か紐か。ダイヤルは着脱が速く締め直しも楽だが、壊れると修理が要る。紐は安くて足に合わせやすい
- 防水かどうかと、色。朝露で靴はぬれるので防水は必須。白は汚れが目立つが、ウェアに合わせやすい
ブランドで選ぶときの一番の落とし穴は、人気の型を足の幅を見ずに買うことです。フットジョイもアディダスも型ごとに幅が違うので、ブランド名より先に「2Eか3Eか」を確かめると、履けない靴を買わずに済みます。
どっちを買うか。足の幅とコースで決める
フットジョイとアディダスはどっちがいいかは、足の幅と、よく回るコースで決まります。幅広で甲が高く、歩いて回ることが多いなら、3Eで軽くて硬めの底の約15,017円のフットジョイ FJ フューエル ボア。足が細めか普通で、傾斜と雨のコースが多く、クッションで膝をいたわりたいなら、グリップ40%向上のソールとBOOSTの約13,135円のアディダス コードカオス 25 ボア。防水とダイヤル式は同じなので、迷う点は幅と底の2つだけです。
まず、今履いているスニーカーの幅がきついかどうかを思い出してください。きついならフットジョイ、ちょうどよいならアディダスで、答えは出ます。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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